今年一年、ありがとうございました

― 滋賀県の医療ケア搬送・民間救急「眞心ライド」からのごあいさつ ―

眞心ライドは、滋賀県彦根市を拠点に、
滋賀県全域で医療ケア搬送(介護タクシー・精神疾患搬送・旅行同行支援・イベント救護・撮影サポート) を行っています。

今年も、あっという間の一年でした。
この一年間で、たくさんの “想い” と “願い” を乗せて走らせていただきました。

まずは、
眞心ライドをご利用くださった皆さま、
ご紹介・ご連携くださった医療機関・介護事業所・行政機関・制作会社・同業者・地域の皆さまに、
心から「ありがとうございました」とお伝えしたいです。


■ 人工呼吸器・吸引・酸素…「医療ケアがあっても、行きたい場所へ」

今年も、
人工呼吸器・吸引・酸素療法・モニター管理など、医療処置が必要な方の搬送 を数多くお手伝いしました。

  • 「遠いけれど、この病院に転院したい」
  • 「定期通院だけど、状態が不安定で普通のタクシーでは怖い」
  • 「入院中だけど、一時帰宅して家族と過ごしたい」

そんなお声を、たくさんいただきました。

医療機器のアラームが鳴らないか、
呼吸は苦しくなっていないか、
点滴はきちんと落ちているか――

搬送中、車内でモニターを見つめながら、
ご本人の表情やご家族のまなざしを感じるたび、

「ただ運ぶのではなく、この方の“時間”そのものをお預かりしているんだ」

と、何度も胸が熱くなりました。

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■ ターミナル(終末期)の外出支援

― 「もう一度、家に帰りたい」「あの景色を見たい」

今年は、ターミナル期(終末期)の利用者様の外出支援 のご依頼が、例年以上に多くありました。

  • 「最後に、自宅のお風呂に入りたい」
  • 「お墓参りに行きたい」
  • 「家族みんなで写真を撮りたい」
  • 「家族の希望を叶えたい」

搬送車のドアが開き、
玄関先でご家族と再会されたときの笑顔や、
久しぶりの自宅の匂いを感じた瞬間の表情は、
今でもはっきりと目に焼き付いています。

医療処置を続けながらの外出は、
決して簡単なことではありません。
それでも、

「行ってよかったです」
「こんな時間を作ってもらえると思っていませんでした」

そう言っていただけたとき、
この仕事を続けてきて本当によかった、と心から思います。


■ 拠点も拡大|11月1日「大津出張所」をオープン

今年は、事業拠点の面でも大きな一歩がありました。

2025年11月1日、
滋賀県南部・湖南エリアのニーズにより近い場所でお応えできるよう、
「眞心ライド 大津出張所」 をオープンしました。

これにより、

  • 大津市・草津市・守山市・栗東市・野洲市 など湖南地域
  • びわ湖大橋を越えて、京都・大阪方面への移動を含めた相談

にも、よりスムーズに対応できる体制が整いました。
少しでも安心してご相談いただけるようになったのではないかと思います。

滋賀県全体を“ひとつの医療圏”として支えられるよう、
今後も拠点を活かした活動を続けていきます。


■ 旅行同行支援と、「行きたい」をあきらめない仕組みづくり

今年は、旅行や外出のサポートにも、これまで以上に力を入れた一年でした。

  • 「人工呼吸器を使っているけれど、家族で旅行に行きたい」
  • 「酸素や点滴が必要だけれど、大切な日をあきらめたくない」

こうしたご相談にお応えする中で、

「移動の安全」だけでなく、宿泊先や移動手段の調整まで含めて支えることが大切だ

と感じる場面が増えてきました。

そのため眞心ライドでは、
旅行会社や関係機関と連携しながら、旅行サービス手配業としてもサービスを提供しています。
医療的ケアがある方の 「行きたい」をトータルで支えられる体制 を、滋賀から育てていきたいと考えています。


■ 大阪万博・スポーツ大会・イベント救護

― 「特別な一日」を、安全の面から支える

旅行や外出支援に関連して、今年はこんな取り組みもありました。

◎ 大阪・関西万博への旅行同行支援

実際に車椅子ユーザーの方の大阪・関西万博への旅行同行支援を行いました。

会場内の動線やエレベーター、トイレ、休憩スペースの位置などを確認しながら、
「安心して楽しめる一日」になるよう、現地でのサポートをさせていただきました。

また、万博に限らず、医療処置が必要な方の外出や旅行に関するご相談も、多くいただくようになりました。

「医療があるからあきらめる」のではなく、
「医療があっても一緒に方法を考える」――

その姿勢を、これからも滋賀県から発信していきたいと思っています。

◎ わたSHIGA輝く国民スポーツ大会・障害者スポーツ大会

滋賀県で開催された
「わたSHIGA輝く国民スポーツ大会・障害者スポーツ大会」 にも、医療・搬送の立場から関わらせていただきました。

選手や観客の皆さんが「安心して競技や応援に集中できるように」、
陰から支える役割を任せていただけたことは、
地域の一員として、とても嬉しい経験でした。

◎ 各種イベント救護・撮影現場のサポート

音楽イベントやスポーツイベント、撮影現場などでも、
救護や医療サポートを担当しました。

「何事もなく終わること」が一番ですが、
もしもの時にそっと支えられる存在でありたい――
その想いで、バックボードや外傷対応の訓練にも力を入れてきました。

👉 イベント救護についてはこちら


起業相談防災教育・講師活動

― 「仲間」と「次の世代」と一緒に

今年は、
民間救急・介護タクシー・医療ケア搬送の起業についてのご相談 をいただくことも増えました。

同じように、医療ケア搬送の世界で挑戦したいという方々とお話しする中で、

「滋賀県でも、もっとこういうサービスが必要とされている」

ことを、改めて強く感じました。

また、

  • 防災教育
  • 教育機関での講師活動

を通して、
医療的ケアが必要な方の 災害時の備えや避難 について、学生や現場の皆さんと一緒に考える機会にも恵まれました。

「災害のとき、搬送はどうするのか?」
「停電時、人工呼吸器はどう守るのか?」

そんな問いに正面から向き合いながら、

「平時から一緒に考えておくこと」が、いざという時の命を守る

ということを、何度もお伝えしてきました。


■ 外傷対応・バックボードにも力を入れた一年

救急救命士としての経験も生かしながら、
今年は特に 外傷対応の体制づくり に力を入れました。

  • バックボードを用いた全身固定
  • 頚椎損傷を疑う場面での対応
  • スポーツ・イベント現場での転倒・外傷時の初期対応

「大きなケガが起きないように見守ること」
「もし起きてしまった時に、最善の初期対応をすること」

その両方を大切にしながら、
救護や搬送に携わらせていただきました。


■ 滋賀から、「切れ目ない医療を支える搬送サービス」を

眞心ライドは、

病院と在宅のあいだ
医療と生活のあいだ
「行きたい」と「あきらめ」のあいだ

その“すき間”をつなぐ、
滋賀県発の医療ケア搬送・民間救急サービス でありたいと考えています。

今年一年、
医療・介護・福祉・行政・地域の皆さまとの “つながり” のおかげで、
たくさんの搬送を無事に終えることができました。

本当に、ありがとうございました。


■ 来年も、「行きたい」をあきらめない一年に

来年も引き続き、

  • 医療ケア搬送(民間救急・介護タクシー)
  • 長距離搬送
  • ターミナル期の外出支援
  • 旅行同行支援(必要に応じて旅行サービス手配も含めたサポート)
  • イベント救護・撮影現場サポート
  • 防災・災害時支援
  • 起業相談・講師活動
  • 彦根本店・大津出張所の二拠点体制による広域対応

に取り組んでまいります。

「本当は行きたい」
「でも、医療があるから難しいかもしれない」

そう感じたときは、
一人で抱え込まず、どうか一度ご相談ください。


■ 最後に

今年一年、眞心ライドに関わってくださったすべての皆さまへ。
あらためて、心からの「ありがとうございました」をお伝えします。

どうか皆さま、穏やかで温かい年末年始をお迎えください。
来年も、滋賀県から「安心して移動できる社会」を目指して走り続けます。

―― 眞心ライド
代表 眞方 哲雄

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