✅家族が精神科受診を拒否したら?

「家族が精神科受診を拒否していて、どうしたらいいかわからない…」
「症状が悪化しているのに、病院へ連れて行けない…」


こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

精神疾患を持つ方の中には、自分の症状を認識できず(病識の欠如)、精神科病院への移送や診察を拒むことがあります。
しかし、適切な治療を受けなければ、症状が悪化し、日常生活や家族関係にも大きな影響を及ぼすことがあります。

ここでは、精神科受診を拒否する家族への対応方法、受診につなげるための工夫、どうしても病院へ連れて行けない場合の対策について解説します。

✅ 「精神疾患の家族を病院に連れて行けない…」と悩んでいる方へ
✅ 「精神科病院へ移送する方法を知りたい」方へ
✅ 「精神疾患搬送サービス」の利用を検討している方へ

このような悩みを持つ方に役立つ情報をお届けします。

1.精神科受診を拒否する主な理由とは?


精神科病院への受診を拒否する理由はさまざまですが、主に以下のようなケースがあります。

① 病識の欠如(自分の病気を認識できない)
統合失調症や双極性障害などの精神疾患では、本人が自分の病気を認識できないことがあります。そのため、受診を説得しても「自分は正常だ」と思い込んでしまい、精神科病院の移送を拒否することが多いです。

② 精神科への偏見や恐怖心
「精神科に行くと入院させられるのでは?」、「周囲に知られたくない」といった精神科への偏見や不安があるケースもあります。

③ 過去の嫌な経験
以前に精神科を受診した際、医師との相性が悪かったり、薬の副作用が辛かったりした経験があると、二度と行きたくないと感じることがあります。

④ 被害妄想がある
統合失調症の症状の一つとして、周囲を疑う被害妄想がある場合、家族が精神科受診を勧めても「騙されている」「自分を陥れようとしている」と思い込み、強く拒否することがあります。

⑤ 外出するのが困難
うつ病やパニック障害の症状が強い場合、外出すること自体が困難で、病院に行くことができないこともあります。

2.精神科受診を拒否する家族をスムーズに受診へつなげる方法


精神科受診を拒否する本人に無理に受診を強要すると、かえって反発されてしまうことが多いです。そこで、できるだけ本人の気持ちに寄り添いながら、受診へつなげる方法を試してみましょう。

① 「精神科」ではなく他の言葉を使う
「精神科」という言葉に抵抗がある人もいるため、「体調を整えるために専門医に相談しよう」「ストレスを軽減する方法を一緒に考えよう」など、ソフトな言い方に変えてみましょう。

例:
×「精神科に行こう」
〇「最近、眠れていないみたいだから、睡眠の専門医に相談してみよう」
〇「頭の重さが続いているなら、神経科で診てもらおう」
※「心療内科」「ストレス外来」などのワードを使うと、ハードルが下がることがあります。

② かかりつけ医や信頼できる人に協力してもらう
すでに内科などを受診している場合、かかりつけ医に相談し、精神科の診察が必要であることを伝えてもらうのも有効です。
また、本人が信頼している家族・友人から説得してもらうことで、受診につながることもあります。

③ 受診しやすい環境を整える
予約不要のクリニックを選ぶ(家族が事前に予約しておくのも◎)
オンライン診療が可能な病院を探す
通いやすい距離の病院を選ぶ
病院に行くこと自体が負担にならないよう、工夫をしてみましょう。

④ 症状を具体的に伝える
「最近ちょっと様子がおかしいから病院に行こう」ではなく、具体的な症状を挙げて伝えると、本人も納得しやすくなります。

例:
×「最近ちょっと変だから病院行って」
〇「ここ数週間、夜に突然怒ることが増えたね。前はそんなことなかったから、何か原因があるかもしれないよ。」

3.どうしても病院へ連れて行けない場合の対策



精神保健福祉センターに相談する
各自治体の精神保健福祉センターでは、家族向けの相談窓口を設けています。家族が相談することで、適切なアドバイスを受けることができる場合があります。

② 訪問診療・訪問看護を活用する
精神科の中には、自宅に訪問して診察してくれる「訪問診療」を行っているところもあります。また、訪問看護師に来てもらうことで、病院に行かなくてもケアを受けることが可能です。

③ 精神疾患搬送サービスを利用する
どうしても本人が受診を拒否し、自傷・他害の危険がある場合は、精神疾患搬送サービスの利用を検討しましょう。

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    4.まとめ


    ✅ 「精神科」という言葉を使わず、受診しやすい表現に変える
    ✅ かかりつけ医や信頼できる人に協力してもらう
    ✅ 訪問診療・訪問看護を活用する
    ✅ 危険な場合は精神疾患搬送サービス」を利用する

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