彦根市の有料老人ホームで救命講習を実施|AED・心肺蘇生・119番通報・窒息対応を実践
住宅型有料老人ホーム**「ナーシングホーム ケアリー彦根宇尾」様**にて、職員の皆様を対象とした救命講習を実施しました。
今回のテーマは、
「見つける人」ではなく「最初に動ける人」になろう!
利用者さんの急変に遭遇したとき、救急隊が到着するまでに、現場にいる職員が何を確認し、どのように行動するのか。
今回の講習では、心肺停止の判断、119番通報、AEDの使用、窒息時の対応などを確認したうえで、訓練人形やAEDトレーナーを使用し、実技を中心に取り組んでいただきました。

高齢者施設で求められる「最初の対応」
有料老人ホームや介護施設では、利用者さんの急変に職員が最初に遭遇する可能性があります。
そのような場面では、救急隊が到着するまでの間に、
- 傷病者の状態を確認する
- 周囲に応援を求める
- 119番通報を行う
- AEDを準備する
- 必要に応じて胸骨圧迫を開始する
- 救急隊へ状況を引き継ぐ
といった対応が必要になります。
大切なのは、一人ですべてを行うことではありません。
周囲の職員へ具体的に役割を依頼し、チームで対応することが重要です。
心肺停止の判断からAED使用までを実践
講習では、まず心肺停止が疑われる場面での確認方法や、119番通報、AEDの使用について確認しました。
その後、訓練人形とAEDトレーナーを使用し、
- 胸骨圧迫
- AEDの準備と操作
- 周囲への応援要請
- 119番通報との連携
などを実際に体験していただきました。
救命処置は、手順を知識として覚えるだけでは十分ではありません。
実際に身体を動かしながら練習することで、緊急時に必要な行動をイメージしやすくなります。
119番通報を想定した訓練も実施
今回の講習では、119番通報を想定した訓練も行いました。
緊急時には、目の前の状況に動揺し、「何を伝えればいいのか分からない」と感じることもあります。
そこで、
「119番通報ではどのようなことを聞かれるのか」
「指令員からどのような口頭指導を受けるのか」
という流れも確認していただきました。
実際の通報を想定した流れをあらかじめ経験しておくことで、いざという時にも行動しやすくなります。

福祉・介護施設で注意したい窒息への対応
高齢者施設では、食事中などに窒息が発生する可能性があります。
今回の講習では、窒息が疑われる場合の対応についても確認しました。
窒息は短時間で状態が悪化する可能性があるため、日頃から職員間で対応方法を確認し、実際に身体を動かして練習しておくことが重要です。
実際の施設内を想定したチーム対応訓練
さらに、実際の施設内で利用者さんの急変が発生した場面を想定した訓練も実施しました。
例えば、
「誰が119番通報をするのか」
「誰がAEDを取りに行くのか」
「誰が胸骨圧迫を始めるのか」
といった役割を、その場で考えながら対応していただきました。
緊急時には、一人ですべてを抱え込むのではなく、周囲へ応援を求め、役割を分担することが大切です。
実際の勤務環境を想定した訓練を行うことで、単にAEDの操作方法を覚えるだけではなく、施設全体としてどのように動くかを確認する機会にもなります。
「知っている」と「動ける」は違う
救命処置は、知識として「知っている」ことと、実際の場面で「動ける」ことは同じではありません。
AEDの使い方を知っていても、実際に人が倒れた場面では、
「最初に何をすればいいのか」
「誰に何を頼めばいいのか」
「119番通報しながら何をすればいいのか」
と迷うことがあります。
だからこそ、普段から実際の現場をイメージしながら練習しておくことが重要です。
「見つける人」から「最初に動ける人」へ。
今回の講習が、いざという時の最初の一歩につながればと思います。
彦根市・滋賀県で救命講習を実施しています
眞心ライドでは、滋賀県内の福祉施設・介護施設・企業・団体などを対象に、救命講習・応急手当講習を実施しています。
講習内容は一律ではなく、施設の特徴や参加される方、現場で想定される急変や事故に合わせて組み立てています。
例えば、
- 高齢者施設で窒息対応を重点的に確認したい
- AEDを設置しているが、職員が使用方法に不安を感じている
- 119番通報を含めた訓練を行いたい
- 夜間や少人数勤務時の急変対応を確認したい
- 実際の施設内で役割分担まで訓練したい
といったご要望にも対応しています。
施設の環境に合わせ、**「現場で本当に動けること」**を重視した講習を行っています。
ご参加いただいたナーシングホーム ケアリー彦根宇尾の皆様、ありがとうございました。