イベント救護に必要な搬送資機材とは?ストレッチャー・担架と救護所運営を解説
イベント救護というと、看護師や救急救命士などの救護スタッフを配置することが中心と思われがちです。
しかし、実際のイベント会場では、傷病者が救護所のすぐ近くで発生するとは限りません。
観客席、スタンド、芝生、不整地、階段付近、駐車場など、さまざまな場所で傷病者が発生する可能性があります。
そのため、イベント救護では、傷病者の状態や発生場所に応じて、安全に救護所や救急車まで搬送できる資機材を準備しておくことも重要です。
眞心ライドでは、イベント救護運営に備え、複数の搬送資機材を保有しています。

イベント救護では「どう運ぶか」まで考える
傷病者が発生した際、その場で応急手当を行うだけで対応が完結するとは限りません。
状態によっては、
- 救護所まで搬送する
- 救急車が進入できる場所まで搬送する
- 会場内の安全な場所へ移動する
といった対応が必要になります。
このとき重要なのが、傷病者の状態と会場環境に応じた搬送方法の選択です。
歩ける方であれば付き添って移動できる場合もありますが、意識状態が悪い場合や、下肢を負傷している場合などには、適切な搬送資機材が必要になります。
眞心ライドが保有する主な搬送資機材
眞心ライドでは、イベント救護や災害対応などに備え、複数の搬送資機材を保有しています。
バスケットストレッチャー
バスケットストレッチャーは、傷病者を全身で保護しながら搬送できる資機材です。
不整地や段差のある場所など、通常のストレッチャーでは移動が難しい場面で活用できます。
イベント会場では、芝生、河川敷、競技場周辺など、車輪付きストレッチャーが使いにくい環境もあるため、状況に応じた選択肢の一つとなります。
バックボード
バックボードは、傷病者を仰向けの状態で搬送するために使用する資機材です。
イベント救護では、転倒やスポーツ外傷などが発生する可能性があるため、傷病者の状態に応じて使用できるよう備えています。
スクープストレッチャー
スクープストレッチャーは、本体を左右に分割し、傷病者を大きく動かすことなく収容しやすい構造の搬送資機材です。
床面や地面に倒れている傷病者を搬送する際などに使用します。
布担架
布担架は、軽量でコンパクトに収納でき、必要な場所へ持ち運びやすい搬送資機材です。
イベント会場内で、傷病者を救護所や安全な場所まで搬送する際などに活用します。
収納性に優れているため、限られたスペースでも備えやすく、必要時にすぐ持ち出せることが特徴です。
資機材は「持っているだけ」では十分ではありません
イベント救護で重要なのは、搬送資機材をそろえることだけではありません。
実際に傷病者が発生したとき、
どの資機材を使うのか。
何人で搬送するのか。
どのルートを通るのか。
救護所へ運ぶのか、救急車まで直接搬送するのか。
こうしたことを判断できなければ、資機材があっても十分に活用することはできません。
そのため眞心ライドでは、平時から搬送資機材を使用した訓練を行い、現場で安全に使用できるよう取り扱いを確認しています。
救急車の進入経路や搬送ルートも事前に確認
イベント救護では、開催前の準備も重要です。
救護所の位置だけでなく、
- 救急車がどこまで進入できるか
- 会場内のどこで傷病者が発生しやすいか
- 階段や段差、不整地はあるか
- 救護所までどのルートで搬送するか
- 搬送時に必要な人数を確保できるか
などを事前に確認します。
特に大規模イベントやスポーツ大会では、傷病者発生場所から救護所まで距離がある場合もあります。
救護所に医療資機材を置くだけではなく、傷病者を安全に救護所まで運ぶ方法まで考えておくことが、救護運営では重要です。
救護スタッフ配置だけではなく「救護所運営」まで
眞心ライドでは、単に看護師や救急救命士を配置するだけではなく、イベント全体の救護体制を考えた運営を行っています。
イベントの規模や会場環境に応じて、
- 救護スタッフの配置
- 救護所の設営・運営
- AEDや応急手当資機材の準備
- 搬送資機材の準備
- 会場内の搬送方法の検討
- 救急車進入経路の確認
- 119番通報・救急隊への引き継ぎ
- 救護マニュアルの作成
などを組み合わせて救護体制を整えます。
「看護師を一人配置すれば大丈夫」という考えではなく、傷病者が発生してから救急隊へ引き継ぐまでを一つの流れとして設計することを大切にしています。
滋賀県のイベント救護・スポーツ救護は眞心ライドへ
眞心ライドでは、滋賀県を中心に、スポーツ大会、地域イベント、祭りなどのイベント救護に対応しています。
「どの程度の救護体制が必要か分からない」
「救護所はあるが、資機材がない」
「ストレッチャーや担架まで準備できない」
「傷病者が発生した場合の搬送方法まで考えてほしい」
「救護マニュアルも含めて相談したい」
といった段階からでもご相談いただけます。
イベントごとの規模や会場環境、想定されるリスクを確認し、必要な人員・資機材・運用方法をご提案します。
いざという時に「運べる」救護体制を
傷病者への応急手当だけでなく、安全な場所へ移動させることもイベント救護の重要な役割の一つです。
そのためには、傷病者の状態に応じた搬送資機材と、それを安全に扱う技術、会場全体を見据えた搬送計画が必要です。
眞心ライドでは、日頃から資機材の取り扱いや搬送訓練を重ね、いざという時に確実に対応できるイベント救護体制づくりに取り組んでいます。